 工場見学 |

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日本国内での40年余りに渡るインスタントラーメンの歴史は茹でた麺をいかに乾燥させるか、そしてまたいかにして元の麺に再生するかという技術開発の歴史でもありました。このうち乾燥の方法は保存性を確保する大事な工程で、味付け油揚げ麺に始まり、これまでにいくつもの試みが行われ、現在では油で揚げる方法「フライ麺」、油で揚げずに高温の熱風(80〜100度)で乾燥させるノンフライ麺、真空冷凍乾燥のフリーズドライ麺などが流通しています。

十勝新津製麺は品質の高い麺をそのままにインスタント麺にするという、既存の乾燥方法を超越する乾燥方法を模索しました。試行錯誤の繰り返しの結果、信州の「凍り蕎麦」にヒントを得た、茹でて凍らせ、乾燥させるという「氷結乾燥法」を即席カップラーメンの製造に応用することに成功。乾燥した麺を短時間で再生、麺の品質、足腰の強さも保持するという、氷結乾燥ノンフライ麺製造方法の特許を昭和63年に取得いたしました。

「凍り蕎麦」とは一度茹でた蕎麦を零下10度C以下に一晩干してかちかちに凍らせ、それを1か月くらい陰干し。蕎麦は凍結と解凍を繰り返しながら乾燥して行く。できあがった蕎麦に湯を注ぐとまるで茹でたてのようにもどるというものです。

現在も麺生産ラインは茹で麺を約6日間凍結・乾燥を繰り返して製品化するという工業的な生産性の面から見ると考えられないほど
手間のかかる方法をとっています。日々茹で上げられる麺の約6倍の数の麺を凍結乾燥させる場所が必要であることからもおわかりになると思います。

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| 数年前には月産数十万食程度が限界だった茹で麺製造ラインは2003年9月現在で2系統フル生産で日産10万食製造まで拡張しています。 |
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| 茹で上がった麺に一気に冷水をかけ、氷のかけらを乗せます。 |
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麺を25個づつのせたトレイを重ねて、冷凍室、乾燥室と順に6日間かけて移動します。 |
この製造ラインでは、麺の太さ、形の違うラーメンはもちろん、蕎麦、うどんなども同様の氷結乾燥で生産されています。
将来はパスタ、スパゲティなどの生産も予定されています。

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